いつの頃からか「白崎八幡宮には神様がいない」という噂が、まことしやかに囁かれるようになりました。どこから広まった噂かは存じ上げませんが、当宮としては、これは根も葉もない噂と申し上げるほかありません。
白崎八幡宮は、鎌倉中期の建長2年(西暦1250年)、時の領主・清縄左衛門尉源良兼により創建された由緒ある神社です。主祭神としてお祀りしているのは、應神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三柱。應神天皇は延命長寿や財運隆昌、立身出世にご神徳があるとされ、仲哀天皇は農業や産業の繁栄と土木工事の安全、さらに神功皇后は海上安全や豊漁円満などのご神徳をお持ちです。もちろん主祭神のほか、武内宿禰命や素戔嗚命、菅原道真公といった配祀神もおわします。
ありがたいことですが、白崎八幡宮では多くの神様をお祀りさせていただいているのです。